東光園について

山海を旅歩き、湯に、食に満たされる。ここは、山陰・四季の旅の拠点。

日本海と名峰大山を望み、四季の恵みにあふれる山陰・皆生温泉。
自然の安らぎを求めて旅されるお客様を、私たち東光園が、天然の温泉と山海の美味、
そして様々な健康アイテムをご用意しておもてなしいたします。
ここへ来ると、心も身体も健康になってお帰りいただける。そんな宿を目指しております。
一泊で愉しむもよし、長期滞在をして心と身体の休息をとられるのもよし、
イベントに合わせて盛り上がるのもよし。
様々な楽しみ方ができる東光園へ、ぜひお越しくださいませ!

皆生 よみがえり物語について

出雲の稲佐の浜から泡となった魂が皆生の浜に流れ着き、新しい心と身体が蘇生する(よみがえる=黄泉の国から帰る)とされて、「皆、生まれ変わる」「皆生」として親しまれるようになりました。このことから、よみがえりの地として、神事ごとや人生の節目は皆生の湯に浸かり全身を禊ぎ新しい出発を切ることとして知られています。
皆生温泉は塩湯で有名ですが、その中で唯一、東光園の庭園では、アルカリ泉が湧出しております。この奇跡の水を私たちは「よみがえりの水」と呼んでおります。このお水を飲んで、また温泉に浸かっていただくことで、体の中からも外からもキレイに健康になっていただけます。

建築家・菊竹清訓氏による建物について

本館「天台」は、近現代の日本建築を語る上でなくてはならない建築家、菊竹清訓氏が1964年に設計しました。
東光園は、出雲大社をモチーフにデザインされています。平成29年10月には、登録有形文化財にも認定されました。
写真にもあるように、巨大な梁で上層階を吊る大胆な工法は、鳥居の建築法を用いた独創的なデザインであり、この建物の随所に見られます。世界的にこれが初にして最後と言われる建築様式「二段ピロティー形式」を用いています。
毎年、数多くの建築を志す学生の方が来館されております。ぜひ、建築に興味をお持ちの方も、そうでないお客様も、館内をご散策ください。

彫刻家・流政之氏による庭園について

東光園の庭園や大浴場は、世界的な彫刻家、流政之氏によりデザインされています。朝日に映える新緑の庭園、夕暮れの建物影に隠れた庭園、冬にまとう雪化粧の庭園など、様々な姿を見せる日本庭園をぜひご散策ください。
流政之氏は、第二次世界大戦時にゼロ戦のパイロットであったという異色の経歴を持ち、終戦後は全国を放浪。30代で彫刻の道に入りました。昭和38年に渡米し、各地で個展を開催、「サムライアーティスト」と呼ばれ、アメリカでも賞賛されました。代表彫刻作品としては巨大彫刻「雪の砦」、代表庭園作品としては、「東光園」庭園も選ばれています。

▲ページの先頭へ戻る